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箱根病院に新しい病棟が誕生します。
箱根病院はもともと傷ついた兵士たちが家族と共に療養する傷兵院でした。
この病院は医療を提供する場であると同時に、家族が生活を共にする場でもありました。
患者さんが自分の家にいるように心地の良い、自然体でいることができる場所、それが箱根病院の原点です。当時の箱根病院には「自宅」にいるようなくつろぎがそこにありました。
そして現代、どのように「自宅のようなくつろぎ」を提供していくのか。
それは、患者さん、職員を含めた箱根病院全体が「家族」となることだと考えています。家族がくつろげる病院の空間、文化を共に作っていく、という考え方がとても大切だと考えています。
家族というのは互いに思いやりがあり、やさしい心で接し、時に厳しくあるものです。
私たち箱根病院も患者さんと箱根病院の職員がそういった在り方であることが理想だと思っています。
また、「自宅のようなくつろぎ」には患者さんと職員との関係性だけではなく、
家族皆の個性が輝く空間が必要だと考えています。
新病棟では、患者さんの「クリエイティビティ」「創造力」を引き出すためのデイルームや絵を描く空間を作ることもそうです。
職員がここちよく働くことができる環境をつくることもそう。
箱根病院は、家族としてみなが心地よい空間をつくっていくこと、家族が癒され、やりたいことに挑戦できる・実現出来る環境を整えること、箱根病院に関わるすべての人を「家族」と捉え、「自宅のようなくつろぎ」の空間づくりをしていきたいと考えています。
そんな理想の実現を目指して。
箱根病院は新しい病棟を建設します。
工事の様子は順次アップしていきますので、ぜひ定期的にチェックをしてみてください。