昨年度より箱根病院には他職種連携で行う医療チームが新たに4つ誕生しました。
その中のひとつ、呼吸サポートチーム(通称RST)の勉強会について書きたいと思います。
今年度のRSTの勉強会は2ヶ月に1回、計6回開催予定です。
4月には「今更聞けない?今なら聞ける?!呼吸リハビリテーションの基礎知識」と題して行われました。
参加者は新人さんを中心に26人集まりました。
講師としてRSTメンバーも参加し、30人を超える勉強会となりました。
前半は理学療法士による力作スライドを用いた講義でした。
穴埋めも多く、参加者はうとうとする間もなく熱心に講義に聴き入っていました。
後半は4つのグループに分かれ、Tシャツを用いて肺の位置を確認するという実技でした。
RSTメンバーがモデルとしてTシャツを着て、参加者がそのTシャツに肺の位置を書き込んでいくという、体験型の実技です。
今まで教科書では知っていたけど、実際はこんな位置にあるんだ!と新たな発見があったようです。
勉強会はすべて時間外に行われますが、皆さん知識・技術の向上のため集まっています。
箱根病院ではこのような勉強会が多数存在しています。
そのそれぞれが日々の患者さんへのサービスに活かされています。
今後も個々に、そして組織として向上心を持って取り組んで行きたいですね。