神経筋・難病患者さんによる作品展「風祭展」の開催について

2018年05月16日

箱根病院に入院中または外来に通っている神経筋・難病(筋ジストロフィー、筋萎縮性側索硬化症など)の患者さん達が中心となり、作業療法での訓練作品をはじめ、絵画(油絵、水彩画、色鉛筆画)・絵手紙・パソコン画・俳句・詩等の作品を発表する展覧会(風祭展)を下記の期間に開催いたします。

 

〔開催日時〕平成30531()64() 10:00-18:00

31()13:00から/4()16:00まで)

〔場  所〕飛鳥画廊  小田原市栄町2-13-1(栄町 銀座通り)  

※入場無料

〔主  催〕風祭展運営委員会

〔後  援〕独立行政法人国立病院機構 

箱根病院 神経筋・難病医療センター

〔問い合わせ〕箱根病院 療育指導室 TEL0465-22-7751

 

患者さん作品

神経筋・難病の患者さん達は、病態や障害の状態から、作品制作には健常者の何倍もの時間と労力を要します。以前には絵筆を握っていた患者さんも、筋力の低下で絵筆が握れなくなり、コンピューターグラフィックスに変更するなど、様々な方法を模索しながら作品制作に取り組んでいます。風祭展では、そのような患者さん達の創作への熱意と生きる喜びの結晶が表現されており、毎年400名近くの方々が神奈川県内外から来場してくださいます。

 

中でも、長期に渡る療養の中で、自身の持てる力を精一杯注いだ作品を多くの方々に観賞していただくことは、来場者と患者さん達が作品に対する思いを共感する機会になることに加えて、その交流を通して患者さん達の社会参加、協働の機会にもなります。さらには、地域における神経筋・難病への社会的認知を拡げ、障害の有無に関係なく共生できる地域社会を作り上げることにもつながっています。

 

どなた様でも、どうぞお気軽にお越しください。 

患者さん作品

風祭展

 

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