「患者さんもその家族も大切にしたい」

「箱根病院イノベーションチーム(通称HIT)」のメンバーが、どんな事を考えながら日々の仕事に取り組み、
そして、どんな箱根病院の素敵な未来を思い描いているのかを紹介します!

HIT発足の経緯や想いについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も御覧ください。 ip_va
今回は看護課のHさんのインタビューです!

箱根病院で新たな看護への挑戦

箱根病院外観です。

写真はイメージです。

看護師としての経歴は数十年のHさん、箱根病院にくる以前は急性期の病院で働いていました。
6年前箱根病院に移ってきてかなりの苦労をされたと言います。

「箱根病院の看護はこれまでやってきた看護スタイルとはまったく違っていました。
受け持つ患者さんは長期的な看護を必要とする療養型、一番大変だったのは患者さんの意図を汲み取ること、つまりコミュニケーションですね。最初はほんとに大変でした。」


箱根病院の患者さんの中には、とにかく思っていることはあるけれど、喋れなかったり、うまく伝えられない方が多くいらっしゃいます。 そういった方々とコミュニケーションをとるためには、アイコンタクトや僅かな身振り手振りで汲み取らなければいけないそうです。


「患者さんのわずかな動きを、ちょっとしたサインを見逃さないようにすること、忙しくても目を向ける姿勢が大切。自分が忙しくて余裕が無いとすぐ患者さんに見ぬかれてしまいます。

だからいつでも目を向けていないといけないし、なにより患者さんとの信頼関係を作っていくことが大切だと思っています。」


患者さんもその家族も大切にしたい

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写真はイメージです。


「患者さんにとってご家族は本当に大切な存在。ただそのご家族もだんだん疲れてきてしまうんです。いつもご家族は心配そうな様子でいらっしゃいます。

だから挨拶はもちろん、きちんとご報告をして差し上げる、家族の方に安心してもらえるよう心がけています。」

ご家族への対応など、細かいケアが患者さんとの信頼関係づくりにとっても大切なことなのだそうです。

「家族を大切にしてさし上げたこと、こういうこともすべて患者さんにもちゃんと伝わります。細かいことですがひとつひとつ丁寧に対応することで患者さんと信頼関係をつくっていけると思っています。その場しのぎでやっても、すぐ見ぬかれてしまいます。」


看護のプロフェッショナルとして

写真はイメージです。

写真はイメージです。

「私は看護師として成長するために日々自己研鑚を心がけています。
インターネットでの情報収集はもちろん、研修などにも参加するようにしています。医学はどんどん進化しているので、現状に甘んじることなくインプットは意識的にするようにしています。」

そう語るHさん。もともと看護師になろうと思ったきっかけは高校時代に親戚の方が病院で働いている姿を見たことがきっかけになったそう。

看護のプロフェッショナルとしての意識の高さを垣間見て自分もこういう人になりたいと決意したHさんは、いままさに理想としていた姿そのもの。お話を聞いていてプロとしての意識の高さを感じました。



以上、Hさんのインタビューをお送り致しました。




引き続き、HITメンバーのインタビュー記事を掲載していきますので、
楽しみにしていてくださいね。



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