「患者さんにとっては、ふつうの日常」を看護する

「箱根病院イノベーションチーム(通称HIT)」のメンバーが、どんな事を考えながら日々の仕事に取り組み、
そして、どんな箱根病院の素敵な未来を思い描いているのかを紹介します!

HIT発足の経緯や想いについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も御覧ください。 ip_va


今回は、Tさんのインタビューです。!

Tさんについて

もともとは、スポーツの世界でバドミントンを教えていたTさん
この医療の業界に携わり始めたのは、32歳の頃がはじめてだそうです。

Tさんが来られた頃の箱根病院では、
脊髄損傷の患者さんが居らっしゃって、
その患者さんたちのリハビリにバドミントンを教えたりしたそうです。

事故で怪我をして動けなくなった患者さんが
徐々に車椅子に乗り降りできるようになり、
動けるようになり、退院していくのを見るのが、楽しみだったとか。


3年ほど経過して筋ジストロフィーの病棟に異動します。
当時は、ずっと脊髄損傷の患者さんを見ていたいと想っていたのですが、
異動したら異動したで、筋ジストロフィーの患者さんの看護に、のめり込んだといいます。


患者さんに寄り添う「Tさん流」の看護

_MG_2332 筋ジストロフィーは、治療の難しい難病で、患者さんは、箱根病院で長期にわたって療養します。

その患者さんの看護をする、Tさんの仕事は
「患者さんにとっては、ふつうの日常」なのだと言います。

だから、スタッフが大変だとか、いっぱいいっぱいになってはいけないと思うし、キツイと想ってはいけない。
Tさん自身、辛いと思ったことは無いそうです。
写真はイメージです。

写真はイメージです。

そういった「日常」で患者さんに接する中で、よい接し方が出来た時、
患者さんに活気が湧いてくるということが、感覚としてわかってきたそうです。


通常の看護業務だけではなく、常に患者さんと接し、 冗談を言い合える関係を築いているため、 患者さんから、〇〇ちゃんと呼ばれ親しまれているTさん。


患者さんがよりよく日々を過ごせるように。
自分自身、試行錯誤を続け、患者さんひとりひとりへの接し方を考えながら、

看護研究の学会に出席し、その知見をまとめたり、新たな知見を学んだりされています。


以上、Tさんのインタビューを、お送り致しました!




引き続き、HITメンバーのインタビュー記事を掲載していきますので、
楽しみにしていてくださいね。


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