「患者さんの主体性を大事にする。」

「箱根病院イノベーションチーム(通称HIT)」のメンバーが、どんな事を考えながら日々の仕事に取り組み、
そして、どんな箱根病院の素敵な未来を思い描いているのかを紹介します。

HIT発足の経緯や想いについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も御覧ください。 ip_va


今回は、社会福祉士・Kさんのインタビューです。!

患者さんの生活面を支える、社会福祉士Kさんについて

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Kさんは、箱根病院で社会福祉士をしていらっしゃいます。

難病の患者さんは、長期間療養をされる中で、医療面・生活面で様々なサポートを必要としますが、
Kさんの仕事は、その生活面を支える仕事です。福祉の仕事は、障害年金の手続きや、行政機関とのやりとりから、 患者さんとのレクリエーション活動や入院中の患者さんの相談にのったりと、多岐にわたります。

今年で箱根病院では5年目となるKさん。学生の頃は、児童福祉を専門として社会福祉の資格を取得。
その後箱根病院に配属となりました。箱根病院では、比較的高齢の患者さんが多く、最初は分からないことだらけ。 やるしかないと腹を括って、もう一度教科書を開いて勉強したり、先輩方に聴いてみたり、研修会に行って勉強したりとしたそうです。 今では、時代劇が好きで患者さんと話が合ったり、先輩にも「向いているんじゃない?」と言われるとか。

主体性に働きかける福祉

レクリエーションの企画や、日々のサポートなど仕事の中でKさんが気をつけているのは
「患者さんの主体性を大切にする」ことだそうです。サポートする側が「代わりにやる」方が、
速くて簡単であることは、よく有ることだそうです。けれど、それでは患者さんのためになりません。


どんどんと患者さんが受け身になってしまう。だからレクリエーションの企画ひとつとっても
「ポスターの色は何色にしましょうか」とか、そういった事を聴いて、なるべく患者さんを巻き込んでいくようにしているそうです。

病院内の人が繋がる医療

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また、福祉士の大切な仕事のひとつに、医師、看護士など、病院の専門家同士を
繋げる・ファシリテートする役割があるそうです。

たとえば患者さんの車椅子をつくるとき、車椅子の業者さんと、リハビリ科と、ドクターをつないで
患者さんに最適な車椅子づくりをする、その調整をする仕事をしています。

Kさんがいる事で、病院のスタッフのちからを、患者さんに向けて結集できる。
そういう仕事を、Kさんはされています。



以上、Kさんのインタビューを、お送り致しました!




引き続き、HITメンバーのインタビュー記事を掲載していきますので、
楽しみにしていてくださいね。


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